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2016年03月25日

「新・平家物語」第75回「石船の巻(妓王)」白拍子である妓王が平家の屋敷の門をくぐる



↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、繰り返し聴くこともできます。

・平家の勢いは増していき、平家と何とかして縁を結ぼうという人々も増える。
・刀自という女を主人とした白拍子の一家族の家が、君立ち川の界隈にあった。
・白拍子妓王を乗せた車は、五条大橋を渡って、六波羅の総門をくぐる。
・古典の平家物語では、様々な伝本ごとに、「ぎおう」の「ぎ」の文字が違っている。
・「新・平家物語」が採用している「妓」は江戸期の古活字本(流布本)と同じ表記。

【語注】

喞(かこ)つ=嘆く
知遇(ちぐう)を得る=人格・能力などを認められて、厚く待遇されること
曹司(そうし)=部屋
盛装(せいそう)=華やかに着飾ること
宴会(えんえ)=酒食を共にし、歌や踊りを楽しむ集まり




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*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。



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2016年03月18日

「新・平家物語」第74回「石船の巻(花の聚落)」平家にあらずんば人にあらず、平家は繁栄の道を辿っていく



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・焼き討ちされてしまった清水寺の焼け跡に、民衆たちに混じって法然の姿があった。
・院の夜の御殿には、毎晩のように、後白河上皇のとりまきの人々が集まっていた。
・興福寺側がどう動くかが懸念される状況で、平家の力が頼られることとなる。
・後白河上皇は「清盛と結ぶしかない」と決断せざるを得ない。
・「平家にあらずんば」は、古典では「此一門にあらざらむ人は、皆、人非人なるべし」。

【語注】
旧情(きゅうじょう)= 昔の気持ち
驕慢(きょうまん)=おごり高ぶり人を見下して勝手なことをすること
僭上(せんじょう)=身分を越えて出過ぎた行いをすること
華清宮(かせいきゅう)=長恨歌で楊貴妃が湯浴みをした離宮
堂上(とうしょう)=昇殿を許された公卿・ 殿上人の総称
貴顕(きけん)=身分が高く、名声のあること
聚落(じゅらく)=集まって住むところ

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2016年03月11日

「新・平家物語」第73回「石船の巻(清水寺炎上)」後白河上皇が比叡山延暦寺の僧兵たちに、平家を討たせようとしているという噂が流れる



↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、繰り返し聴くこともできます。

・比叡山と興福寺のもめ事はこのままで済まさないだろうと人々は噂する。
・平家側が故意に藤原氏の氏寺をふみにじるようなことをしたとも噂された。
・清盛は朝廷の中心となり、大納言として政治の世界で忙しく過ごしていた。
・「後白河上皇が比叡山をそそのかして清盛を討とうとしている」という情報がもたらされた。
・「後白河上皇率いる比叡山 VS 平家」という構図の戦いが起こるのか?という状況に。

【語注】
風説(ふうせつ)= 世間に広がっている噂
近習(きんじゅ)=主君のそば近くに仕える者。
奇謀(きぼう)=奇抜な計略
密諚(みつじょう)=内々の仰せ
注進(ちゅうしん)=事件を急いで目上の人に報告すること
喧伝(けんでん)=盛んに言いはやして世間に広く知らせること
囲繞(いにょう)= とりかこむこと
咫尺(しせき)=貴人の前近くに出て拝謁すること
御陵(みささぎ)=天皇・皇后などの墓所
堵列(とれつ)=大勢の人が垣のように横に並んで立つこと

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