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2017年01月27日

「新・平家物語」第117回「火乃国の巻(鬼若童子)」都に起こった異変を機に弁慶は牢から脱出する



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・弁慶が天城の四郎の片目をつぶしたことで、牢の中は、重苦しい空気となった。
・弁慶はその晩、ふるさとの母の夢を見て過去をふりかえる。
・弁慶はいざ死を意識すると、弱さや、執着に襲われた。
・作者である吉川英治は、便利の素性について、様々な学説を引用する。
・吉川英治なりの弁慶の素性が、物語の形で提示される。

【語注】
利剣(りけん)=鋭利なつるぎ
入夫(いりむこ)=婚姻により、他家の女の夫としてその家の籍に入った者
酷薄(こくはく)= むごく、なさけ心のないこと
高窓(たかまど)=煙出しや彩光のために部屋の天井近くに設けた窓
洛中(らくちゅう)=平安京の内

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*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。



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2017年01月20日

「新・平家物語」第116回「火乃国の巻(百面相・ひゃくめんそう)」投獄された弁慶は牢の中の人々と打ち解けていく



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・二十人あまりの男女がこの牢の中に収容されていた。
・身動きもせず、口もきかずに、無気力なままな彼らに話しかける弁慶。
・徐々に牢の中の人とうちとけあっていく弁慶。
・牢の中にいるのは、生きるために罪を重ねざるを得なかった者ばかりだった。
・その背景には、保元や平治の戦乱や、庶民をかえりみない平家の存在があった。

【語注】
哄笑(こうしょう)= どっと大声で笑うこと
咀嚼(そしゃく)=口の中で食べものを噛み砕き味わうこと
弓箭(きゅうせん)= 弓矢
揶揄(やゆ)=からかうこと
赫怒(かくど)=激しく怒ること
奴婢(ぬひ)=下男と下女
終日(ひねもす)=一日中


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*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。



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2017年01月13日

「新・平家物語」第115回「火乃国の巻(人里)」弁慶は天台座主強奪の責任を負って投獄される



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・法住寺殿では後白河法皇が風邪ということで人々との対面を避けていた。
・弁慶は罪を背負って自首しようと法住寺殿の長い築土を見渡していた。
・ちょうどその日、清盛の弟である池殿平頼盛は、法住寺殿へとむかっていた。
・頼盛の牛車が法住寺殿の東門に向かうと、弁慶が仁王立ちで大声をあげていた。
・弁慶は自分に縄をかけて、執事大納言成親の前へ連れていけと言う。


【語注】
六方者(ろっぽうもの)=山門中堂の守りに立つ者
叡聞(えいぶん)=天子がお聞きになること
凝然(ぎょうぜん)= じっとして動かないさま
高手小手(たかてこて)= 両手を後ろにまわし首から縄をかけ二の腕から手首まで厳重に縛り上げること
愉悦(ゆえつ)=心から喜び楽しむこと

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*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。



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posted by manabiyah at 09:03| 新平家物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする