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2014年02月03日

受験生応援ソング 「GOD BLESS YOU」

松尾芭蕉「奥の細道」市振でのエピソード。
芭蕉と門人の曾良が泊まった宿で、
宿のふすまひとつ隔てた部屋から、若い女二人の声が聞こえる。

「日々様々な男達と契りを交わす前世からの
罪を背負った我が身はなんと不運なことでしょう。」

と嘆く遊女の声。伊勢神宮を訪れて神に祈ってこの穢れた日々から逃れ出たい。
そう願う遊女たち。遊女となった自分の運命を嘆く女の声を聞きながら芭蕉は眠る。

翌朝、遊女達は女性二人で道も解らないまま伊勢神宮への旅をする不安からか、
芭蕉にすがり、「この罪に穢れた日々から救い出してくれ」とばかりに同行を願う。

実は芭蕉も伊勢神宮を目指している。
だが、遊女たちとはやはり旅の目的が違う。
気の毒に思いながらも
「我々は所々でとどまるような場所が多いのです」と断る芭蕉。

ただこんな言葉を最後に遊女に言う。

「ただ人の行くに任せて行くべし、
神明の加護必ずつつがなかるべし」
(あなた達はただ、他の人がいくのにつき従って行ってください。
きっと神様のご加護で無事にたどりつけるはずです。)

そして、この言葉こそが、僕が毎年最後に受験生たちに言う言葉だ。

もう僕は受験会場について行ってあげることはできない。
君たちは自分の足で歩いて、
多くの受験生たちが行く中に紛れて行かなければならない。
だけど、神様がきっと君を守ってくれるよ。

ここでいう神はジーザスでもブッダでもアラーでも無い。神は君の中にいるんだ。
僕らが教えたことが神だ。ここで学んだひとつひとつが神なんだよ。
それだけは信じていいよ。

そんな気持ちを歌にしたのがこの曲です。
聴いてください「GOD BLESS YOU」!

posted by manabiyah at 08:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする