「平家物語」各場面の原文朗読・現代語訳・解説の音声ファイルを公開しています。
全て無料でダウンロード可能です。
オススメの使い方は→こちらをご参照ください。

2014年08月21日

「新・平家物語連続講義」が始まります。

2014年8月14日(木)の「学びYah!」の放送で、
2010年9月から4年間に渡って放送してきた、
「平家物語連続講義」が終了しました。
全200回。過去のアーカイブがここにまとめてあります。
http://www.geocities.jp/asamidays/yahyah.html

そして9月からの新企画は、
「新・平家物語連続講義」です。

「平家物語の新しい講義」ではなく、
吉川英治「新・平家物語」の連続講義です!

各回10分程度。
「新・平家物語」の重要場面をピックアップして、
朗読し、解説を加えます。

もちろん「新・平家」は古文ではなく、
現代語で書かれた小説ですが、
この講義では当時の時代背景の解説や、
古典平家の対照というような視点でも解説していきます。

「現代語で書かれた作品を通じて、
古文の世界を学ぶことができる講座」。
そういう意味では、これまでよりも、
さらに門戸の広いコンテンツとなると思います。

吉川英治の作品は作者の没後50年経って、
著作権保護期間が終了しています。
今後、吉川英治の生み出した作品群は、
作者ご本人や家族の皆様の手を離れて、
われわれ日本人の共有する「古典」となっていくはずです。

古典「平家物語」には様々な異本(ヴァージョン違い)が存在します。
本によって同じ場面でも全く描写が異なっていたり、
ある本に入っている場面が、ある本には無いなどということがあります。

この先500年とか1000年後には、
吉川英治「新・平家物語」が、
「延慶本」とか「源平盛衰記」と並んで、
「平家物語」の異本の一つのようになっているのでは?
と僕は思っています。

また「現代の日本人の古典受容」において、
吉川英治の果たしている役割はかなり大きいのですが、
「大衆作家」という範疇に括られてしまっているが故に、
その「研究」は、先行するものがあまり多くありません。
だからこそ自分がやる価値があるとも思っています。

というわけで、
「古文に抵抗感のある皆様でも、
ラジオドラマみたいな感じで気軽に聴きながら、
ちょっと教養深めたりできる番組」となる、

9月からの「学びYah!」を、
今後ともよろしくお願いします!


*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。


新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)



なお「新・平家物語」は電子書籍でも購入ができます。iPadやkindleを使っている方は、こちらもオススメ。

格安です。

タグ:吉川英治
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2014年09月05日

「新・平家物語」第1回「ちげぐさの巻(貧乏草)」後の栄華からはほど遠い青年清盛の苦悩の日々



↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。
再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)
右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、
繰り返し聴くこともできます。


・吉川英治「新・平家物語」は、昭和25年4月から昭和32年3月までの7年間に渡って、週刊朝日に連載。太平洋戦争後の日本の世相と、平家滅亡を重ねるというところに着想があった。
・物語の舞台は保延(ほうえん)3年、西暦1137年。藤原氏による専制政治の終わり頃。崇徳天皇の朝廷と、鳥羽天皇の院政の二つが並び立つ時代。
・当時の武士は、朝廷や院のガードマン的立場に過ぎない、言わば「番犬」のようなもの。
・泰子と忠盛が夫婦となるいきさつには、清盛の出生の秘密にも関わる「ある経緯」が存在する。

【語注】
・塩小路(しおこうじ)=現在の京都駅前付近。
・豊楽殿(ぶらくでん)=新嘗祭や大嘗祭などの国家的饗宴を行なう施設であった豊楽院の正殿。
・木工助家貞(もくのすけ・いえさだ)=平家の家人(けにん)。家人は貴族の家来や家臣で、先祖代々の従属関係にあるもの。
・勧学院(かんがくいん)=本来は藤原氏の子弟のため寄宿舎。官僚育成機関である大学寮に付属した大学別曹のひとつ。
・懶惰(らんだ)=めんどうくさがり、怠けること。怠惰。
・規矩(きく)がない=行動の規準となる規則を持たない。

「新・平家物語連続講義」これまでの放送分です→「新・平家物語連続講義放送リスト」


*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。


新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)


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↓全200回分を無料で聴くことができます。
「平家物語連続講義放送リスト」



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2014年09月12日

「新・平家物語」第2回「ちげぐさの巻(わんわん市場・胎児清盛)」母の過去の素性を知った清盛は木工助家貞にむかって涙を流す


↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。
再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)
右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、
繰り返し聴くこともできます。


・借金の相手として登場する清盛の伯父平忠正は後に、清盛と保元の乱において対立する立場に立つ。
・塩小路の「わんわん市場」の様子には戦後日本の各地で見られた闇市の光景が重ねられているも言われる。
・吉川英治は「読者は小説をかりて、自分自身を読んでいる」と述べていた。
・白河院は天皇であった1086年に、幼少の堀河天皇に譲位した後、天皇を後見しながら政治の実権をにぎり続ける院政を行った。


【語注】
露命(ろめい)=露のようにはかない命。
たつき=生活の手段、生計。
嬌笑(きょうしょう)=女性のなまめかしい笑い。
狷介(けんかい)=頑固で他人に心を開こうとしないこと。
知悉(ちしつ)=細かい点まで知り尽くすこと。


「新・平家物語連続講義」これまでの放送分です→「新・平家物語連続講義放送リスト」


*この講座の朗読部分に使用する原文は、講談社発行の「吉川英治歴史時代文庫」に収録されているものを使用しています。


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2014年09月19日

「新・平家物語」第3回「ちげぐさの巻(祇園女御)」白河上皇が通った白拍子「祇園女御」


↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。
再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)
右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、
繰り返し聴くこともできます。


・白拍子は男装をして朗詠し舞う遊女のひとつ。
・女御は天皇の妻にあたる女性。摂関家など、比較的身分の高い階層出身の女性が該当。
・油つぎの坊主の事件は「平家物語」覚一本の第六巻「祇園女御」にも記される。
・祇園女御と称される女性については「今鏡」にも記載がある。
・家貞は清盛に「こころを太々と、おもちなされい。天地を父母と思いなされや。」と告げる。
【語注】
時雨(しぐれ)=晩秋から初冬にかけてぱらぱらと降る雨。
悪鬼(あっき)=人間世界に悪をばらまく鬼。
剛胆(ごうたん)=度胸がすわっていて、ものに動じないこと。
怏々(おうおう)と=心が満ち足りず、 晴れ晴れしないさま。
堂上(どうじょう)=朝廷を構成する人々。公家。殿上人。
上淫(じょういん)=身分の高い女性を好むこと。
下淫(げいん)=身分の低い女性を好むこと。
六十路(むそじ)=六十歳。
扈従(こしょう・こじゅう)=貴人に付き従うこと。また、その人。
虎口(ここう)=非常に危険な所、また、危険な状態。
鼓舞(こぶ)= 大いに励まし気持ちを奮いたたせること。

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2014年09月26日

「新・平家物語」第4回「ちげぐさの巻(去りゆく母)」忠盛と別れて家を出て行く清盛の母泰子


↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。
再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)
右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、
繰り返し聴くこともできます。


・清盛のことで父と母が夫婦喧嘩をしているとの旨を聞かされる清盛。
・直垂(ひたたれ)は、相撲の行司のような服装。庶民の服装から武士の平服となった。
・袿衣(うちき・うちぎ)は公家の女性の着る裾の長い衣服。
・作者である吉川英治氏も、最初の奥さんとの結婚時代にいろいろ苦労があった。

【語注】
忍び男(しのびお)=女が内緒で交際している男。隠し男。
下手人(げしゅにん)=悪事の張本人。
更衣(こうい)=天皇の寝所に仕える女官。天皇の妻の一種。
下賜(かし)=高貴の人が、身分の低い人に物を与えること。
築土・築地(ついじ)=土塀。

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2014年10月03日

「新・平家物語」第5回「ちげぐさの巻(袈裟御前)」加茂競馬を前に清盛の父忠盛は鳥羽上皇から馬を預かる



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・泰子と別れた忠盛の生活は変わり積極的に院に出仕する。
・賀茂競馬(かも・くらべうま)は現在でも京都の上賀茂(かみかも)神社で毎年5月5日に行われている。
・吉田兼好の「徒然草」第四十一段にも「賀茂競馬」についての記事がある。
・右近の馬場は、平安京一条大宮の北にあった。
・「新・平家物語」の作者である吉川英治は、自分で競走馬を所有するほどの競馬ファンだった。


【語注】
扈従(こしょう・こじゅう)=貴人に付き従うこと。また、その人。
四白(よつじろ)=四本の脚の先が白い馬。不吉であるとされていた。
還御(かんぎょ)=貴人が外出先から居所に帰還すること
昇殿(しょうでん)=天皇のいる内裏清涼殿の殿上の間に昇ることを許されること。
節会(せちえ)=祝の日などに天皇のもとで行われた公式行事。饗宴を伴った。
寵遇(ちょうぐう)=目をかけて特別に扱うこと。
神酒(みき)=神前に供える酒。
冠木門(かぶきもん)=両脇の柱の上に「冠木(かぶき・横木のこと)」を一本渡しただけの屋根のない門。
上西門院(じょうさいもんいん)=統子内親王(むねこないしんのう)のこと。藤原璋子(待賢門院)の娘。
移厩(いきゅう)=馬を別の厩舎へと移すこと。

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2014年10月10日

「新・平家物語」第6回「ちげぐさの巻(好色法皇)」加茂競馬の傍らで繰り広げられる上皇と天皇の対立


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・五月五日、加茂競馬の当日の場面。
・崇徳天皇と鳥羽上皇の間にあるわだかまりこそが、後の保元の乱、平治の乱をよび起こす元凶となる。
・崇徳天皇は鳥羽天皇の第一皇子として生まれたが、白河院の子であるという疑いがあった。
・清盛のいる家を出た泰子はその後、中御門家成の屋敷に身を寄せていた。
【語注】
親寵狎愛(しんちょうこうあい)=特別に愛し、なれ親しむこと。
風流譚(ふうりゅうたん)=風流な話。
几帳(きちょう)=布でできたついたて。
呱々(ここ)=赤ん坊の泣く声。
挿頭花(かざし)=冠に挿した花や枝。
粉黛(ふんたい)=おしろいと、まゆずみ。化粧のこと。
神泉苑(しんせんえん)=平安京大内裏に接してもうけられた天皇の遊覧用庭園。
仁和寺(にんなじ)=京都市右京区にある真言宗御室派の総本山。
鞭加持(むちかじ)=鞭のお祓いをしてもらうこと。
臈たけた(ろうたけた)=洗練されていて美しいこと、または、様々な苦労や経験をして成熟していること。

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2014年10月17日

「新・平家物語」第7回「ちげぐさの巻(新妻月夜)」源ノ渡の新妻・袈裟御前の美しさ



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・清盛は母泰子の紹介で中御門家成の妻の姪にあたる瑠璃子と出会う。
・馬の怪我によって五月の加茂競馬に出場できなかった源ノ渡が、月見の宴を催す。
・「髀肉の嘆」は「三国志」で劉備玄徳が、馬に乗って戦場へ行くことをしない内に、ももに無駄な肉がついてしまったと嘆いたことに由来する。
・遠藤武者盛遠はこの月見の宴に不参加。

【語注】
・行幸(みゆき)=天皇のお出まし。
・髀肉(ひにく)をかこつ=力・手腕を発揮する機会に恵まれないのを嘆くこと。
・吝嗇(りんしょく)=けち。
・僧家(そうか・そうけ)=僧侶の住まい・寺院。
・雑仕女(ぞうしめ)=内裏や三位以上の貴族の家に仕える女性の召使い。
・廚(くりや)=台所。
・網代垣(あじろがき)=細い竹や割り竹を、互い違いにくぐらせて編んだ垣根。
・柴折(しおり)=折った木の枝や竹をそのまま使った簡単な開き戸。
・珠目(じゅもく)=馬の額にある旋毛。馬のつむじのこと。
・佇立(ちょりつ)=しばらくの間 立ち止まっていること。
・悍気(かんき)=気が強く荒々しい。たけだけしい。

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2014年10月24日

「新・平家物語」第8回「ちげぐさの巻(鬼影)」遠藤盛遠が人妻である袈裟ノ前を殺める



↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、繰り返し聴くこともできます。

・院の武者所に仕える武士たちに突然招集がかかる。
・源ノ渡の妻である袈裟ノ前が、何者かによって殺された。
・袈裟ノ前の容姿を「芙蓉」の花に喩えるのは白居易の漢詩「長恨歌」の引用。
・遠藤盛遠と袈裟のエピソードは「平家物語」の標準的なテキストである覚一本にはない。
・異本の一つとして知られる「源平盛衰記」第十九巻に、このエピソードが収録されている。

【語注】
白芙蓉(しろふよう)=白い芙蓉の花。ここでは芙蓉は蓮の花のこと。
梨花(りか)の一枝(いっし)=梨の花のひと枝。
盲恋(もうれん)=盲目的な恋心。
夙(つと)に=ずっと以前から、早くから。
文章得業生(もんじょうとくごうしょう)=文章生の中から選ばれた成績優秀な者。
群小輩(ぐんしょうはい)=つまらない人物の群れ。
打物(うちもの)=刀や槍のこと。
慚愧(ざんき)=心に深く恥じ入ること。
滅失(めっしつ)=ほろんでなくなること。
首級(しるし)=討ち取った首。敵の首を一つ取ると一階級上がった事に由来する表現。

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2014年10月31日

「新・平家物語」第9回「ちげぐさの巻(地下人さかもり)」忠盛は馬を売った金で酒を買い、家の子郎党たちをねぎらう


↑吉川英治「新・平家物語」の朗読・解説の音声ファイルです。再生ボタンをクリックして聴くことができます。(各回10分程度)右端のDLボタンからダウンロードしてiPodなどに入れて、繰り返し聴くこともできます。

・死をもって夫への貞操を守った袈裟ノ前の行為は京中のうわさとなる。
・遠藤盛遠の行為によって武者所の所司であった忠盛へも厳しい目が注がれる。
・盛遠の行方はわからないまま、院宣が発せられ、捜査は終了する。
・忠盛は大切な馬を売って清盛に酒を買わせ、家の子郎党をねぎらう。
・地下人たちの酒盛りの場面は、1955年に公開された映画「新・平家物語」でも描かれている。

【語注】
奔命(ほんめい)=いそがしく活動すること。
痴愚(ちぐ)=愚かなこと。また、その人。
同勢(どうぜい)=連れ立って行動している人々。
博労(ばくろう)=牛馬の良否を見分けることに巧みな人。伯楽。
怒色(どしょく)=怒りの表情。
佞官(ねいかん)=口先巧みに従順を装いつつ、心の中はねじけている官吏。
昂然(こうぜん)=自信に満ちて、意気盛んなさま。

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